死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
- 2020.03.16
- 小説

著者 門田 隆将
今回は前編後編に分けて感想を述べていきます。まずは前編から!
こんにちは!
東日本大震災の被災地である福島原発の裏の裏話がまるわかり。
余談
こんにちは!
あの日のことは一生忘れることはないと思います。
私自身も東日本大震災の影響をうけて、色々不自由した体験が蘇ってきました。
しかし、その時の状況はニュースを観て東日本が大津波に飲み込まれたとか、避難所生活を長期間強いられる人たちがいるなど、自分たちも不安になり何かできることはないのかなどと考えさせられたものです。
だから僕は、募金をした記憶があります。(当時は子供だったので)
そんな中、最も重要で騒がれていた出来事をおぼえていますか?
そう福島第一原発の事件です。原発が地震の影響で異常をきたし、放射能が空気中に散らばって大変なことになりました。一般の人はシステムはどうなっているんだとか対策はちゃんとしていなかったのかとか非難の嵐だったと思います。
無理もないと思いますが、どうしてこんな事件が起こってしまったのか知るすべが私たちにはなかったのだと思います。
この本には、地震被害の一部始終について事細かに述べられていて原発の内部の状況まで詳しく理解することが出来ます。
本編
福島原発には災害が発生した時に、それに対処できるシステムを備えてある。
しかし地震の規模は想定をはるかに凌駕していた。
とりむう)自然の驚異は人間にどうにかできるものではないんだな~
安全に停止するはずだった原発は、最悪な状況に陥ることになった。そこでリーダーの伊沢含むベテランの東電職員は命を懸けて任務を遂行する。それは地域を守るため、家族を守るためとの思いがあったから出来たことだった。
とりむう)何かのために命を懸けれる人は本当にすごいと思うからこそ、自分は果たしてそんな偉大な人間になれるのだろうか・・・そんな気持ちになった。
全ての事態について、最悪の事態を想定しながら動き、突然のトラブルにも頭をフル回転させて対応する。
とりむう)人間でもこれほど柔軟性に差が出るものなのか。
当時の首相は菅直人であり、直接福島原発に赴くシーンもある。そこでイラ菅も健在だった。
とりむう)日本で最も重要な立場だから連絡手段が限られ詳しい情報が手に入らなかったことが原因だろう。
国の存亡が掛かっていることは冷静にはなれない。しかし、いかにその状況を冷静に分析し対処することや自身の命を懸ける重要性が身に染みて分かった。
前編完
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