まぼろしのお好み焼きソース

まぼろしのお好み焼きソース

はじめまして!とりむうです!

一番最初に紹介する本はまぼろしのお好み焼きソースです。

著者 松宮 宏

みなさんはタイトルだけを見ると第一印象として、グルメの話だったり、ソースが何に使われるんだろうと感じると思います。第一印象があながち間違っているわけではありません。だから先に説明しておきます。この小説はソースが誕生したきっかけからソースの過程、ある組織が知恵を振り絞り、有名になる物語です。では、内容を見ていきましょう~

第一章  お好み焼きソースとの出会い

舞台は神戸市長田、あるソースを作る小さい会社が存在していた。長田は閑散とした街であり有名なものは粉ものに属するb級グルメである。小さい町で閑散とした場所のソース製造の社長は借金を背負って何とか続けていたソースづくりにも限界が来てしまっていた。そこに現やくざ組織である川本組との出会いでストーリが幕を開けます。

第二章 希望

川本組はやくざ風のやり方は好まず、地域の住民と力を合わせてやっていきたいと考えている変わった組織だった。

そこで借金の取り立てかと、思ったソースの製造社長は川本組から救いの手を差し伸べられる。借金をしていることは事実だが、あるものすべてを差し押さえるよりもソースの可能性に気付いた川本組は、このソースで何かをできないか思案を繰り返した。

長田では屋台を出し地区大会として人気投票してもらう行事が行われていた。またこの大会に向けて焼きそばを研究しているお店が存在した。おいしいソースを焼きそばに使いb級グルメとは言わせないような逸品を作れるかもしれない、、

そのためにも、このソース製造者には頑張ってもらいたかった。ここでつぶれてしまうには非常にもったいないからだ。

第三章 計画

川本組の美人秘書と部下たちは地区大会優勝のために計画を練り始める。しかし、やくざと手を組んでくれる企業はなかなか存在しない。また限られた予算で屋台に出品する必要がある。

ソースの材料はどれも完熟が好ましくて全国から取り寄せようと考えた。川本組の組長は地域に貢献し良好な関係を気付いているからこそ、地域の企業に食料調達の仲介をたのもうとした。しかしすべての住民や企業が関係を良しとしているわけではなく敵対心をいだかれていたのだ。そこで組長は、町おこしのため、本当にやりたいことをやっていて後ろめたい気持ちがまったくない善良さに気付いてもらいひきうけてくれることになったのだ。

第4章 焼きそばの完成

ついにやきそばに必要なソースの調達と最高の焼き加減のやきそばを作ることが出来た。地域の協力や部下がいろいろ動いてくれたおかげによる成果である。大会直前までやきそばを完成出来たことはおみごとであり絶対の自信になる。大会当日20もの評価が高い屋台が並んだ。そのなかにミシュランの星を獲得したたこ焼き屋も存在する。負けるわけにはいかないため気合いが入る。

第五章 急展開

大会会場で発砲事件がおきた。川本組ではなく他のシマの連中の仕業だ。運悪く美人秘書が的になってしまった。その直後に川本組の組長の余命が尽きる。突然すぎる出来事だ。美人秘書と組長はすぐに病院に運び込まれ緊急手術をうける。組長は余命が短いことを感じており、遺書を残している(遺書については次の章でふれる)。地区大会はその時点で強制的に中止となる。

第六章 新時代

遺書に書かれていたことは、組長の現実となる。一つ目この時を持って川本組の部下たちは破門とする。二つ目葬儀は部下たちだけで行うこと。三つ目は郵便局で働くことが出来る作戦であった。もともと組長は、脱やくざをめざして地域に貢献したり、荒々しいやり方をしなかったのは、足を洗いこの代で消滅させる目標があったのだ。葬儀を派手にやることは地域住民に信頼され求められていたが、ほかの組も紛れ込むことになる。そうなっては部下たちに申し訳なかったのだ。

のちに聞いた話だが、大会の投票経過の結果ではやきそばが二位まで上り詰めていたのだ。最後まで続いていたら逆転優勝していたみたいだ。

美人秘書は銃弾が肺に貫通したけれども、いまではすっかり元気になる。川本組幹部の山崎と一緒にソース製造を継ぐことになったのだ。これで川本組は完全消滅し各々が新しい人生を歩んでいくのである。

以上まぼろしのお好み焼きソースを読んだ感想です。あらすじをなぞった感じになりましたが、読んでいただきありがとうございます。これからも読んだ本をみなさまに共有していくので楽しみにしていてください。